①2025年より 夕方の開講時刻 を早めたいと考えています。
1コマ目 17:40 開始 - 19:20 終了
2コマ目 19:35 開始 - 21:15 終了
毎度毎度の提案でご迷惑をおかけします。不都合が生じる方はすぐにご連絡ください。
皆様の都合が良ければ、2025年 1月から変更したいと考えております。
※ 学年を問わず、早めに到着した場合は 2階の自習室で待機可能。
※ 現2年生は1月から、受験生扱いとなるので、レッスン前後に2階の自習室を活用可能。
② 曜日・時刻変更の希望受付
・ 1月から高校3年生は 受験用の時間帯に移動します。1月中に、中1ー高2学年の生徒は時間変更が一部可能 です。
別曜日・時間帯への移動を希望される方は以下のフォームから希望する時間を送ってください。(習い事の関係で、4月以降 変更が決まっている方は空きがある今のうちに)
来年は、日曜日の開講が不定期となるため、振替枠が少なくなります。現状、振替が多い方は安定して通える時間帯に移動をお願いします。(11月30日〆切)
③教室マスコット:モネルノ日記
④ 「なぜ勉強するのか」の質問に対する、私の意見
「具体と抽象」
私は数年前に「具体と抽象」という本を読んでから、「なぜ勉強するのか」「頭がよくなる」とはどういうことかについて、考え直すことになりました。(保護者の方におすすめの本です)
この本の内容をもとにすると、「頭が良い人=抽象度を高めて考えることができる人」となります。
頭の良い人の具体例として、
理系ならば、数学や物理を理解できる人
文系ならば、法律や哲学を理解できる人 と書かれています。
抽象と具体を行き来して思考できる人は、現代社会において 年収も高く、選択肢も多く、社会的に安定した立場につきやすい。
なぜ勉強するのか、2024年現在、私の意見は
「現代社会では、勉強して頭を良くした方が(抽象度の高い思考ができた方が)、不安の少ない人生(選択肢が多く、安定した人生)を送る可能性が高いから。」
現代社会の有利不利は 抽象度の高い思考ができるか、で決まりやすい。そういうルールの社会にいるのだから、勉強して伸ばせる部分は伸ばした方が良い、と今は考えています(大人も子供も)。
ちなみに、本の中で「抽象度の違う人とは会話が成立しない。」「抽象度の低い思考をする人(頭の良くない人)ほど、自分のことを頭が良いと思っている。」といった記載があります。この部分は大人の方が自覚すべき部分だなと思っています。
英語の話になりますが、英検1級やTOEIC 満点は、抽象度が低くても(=頭をあまり使わなくても)、量を確保すれば取得できる資格です。
英語の難しいところは、具体的な知識が最低限 ないと、頭の良い人(抽象度 高く思考できる人)でも苦労する科目。量を確保すれば、頭の良い人に対抗できる科目といえます。絶対的な勉強量を確保することがスタートラインになります。
塾では、リスニング会話表現の音読・単語学習・決まった文法項目の反復を毎週行います。これは多くの生徒が行わないので差がつきやすい作業、具体的な勉強量の土台を受験期までに作るための作業です。
余談ですが、英検1級・TOEIC満点は 抽象度の点から言えば、頭の良さを証明する資格とは言えません。なのに、世間からは「すごい!」と勘違いしてもらえる資格です。
私も恥ずかしながら、調子に乗っていた時期がありましたが、「具体と抽象」を読んでから、頭の良し悪しを自覚。生徒に迷惑をかけないように、定期的に現代文の読解をしたり、中学数学を学び直したり、少しでも抽象度を高めるための勉強を行っています。
↓「具体と抽象」昨年、中高生でも読めるものが出版されました。
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